な ご み じかん 

  ~心が和むとき~

プロフィール

小澤 康子

Author:小澤 康子
~心が和むとき~
心がなごむ時間、
心がなごむ空間、
やわらかい時間、
そんな空気を写真で表現したくて、
写真を撮っています。
なごみじかんと写真をお届けいたします。

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3年前の日記

110302.jpg


ヒロシマって聞くと、

原爆が落ちたところ。

仕事を辞めて間もなかった頃、私は図書館に通いました。
図書館で、心を休めたい時や、
真剣に勉強したい時、
一人の世界に入りたい時、
図書館で、写真の本をたくさん読みました。
まだ読みきれていないものもありますが、写真集をたくさん見ました。
そのなかで、一番印象的だったのは、土門拳の
「ヒロシマ」でした。

ヒロシマをみて、涙が止まりませんでした。
静かな図書館なのに、涙が止まらずおまけに鼻水まで垂れてきました。

ヒロシマを見たことのある人は、きっと2パターンに分かれるのではないかと思いました。
ヒロシマの写真集を最後までじっくり見る人、
ヒロシマの写真集を途中で見れなくなる人。

私は前者のほうでした。泣きながらでしたが、最後まで隅々まで読みました。そして、土門拳さんのすごさを、感じました。
土門拳の写真には、力強さがあると私は思うのです。
力強さって何?
と考えた時に、彼の写真には、あまり迷いというものが感じられない気がするのです。
実際のところは分からないけれど、「ヒロシマ」の写真にはあれだけのものを撮っているのに、私には土門拳の迷いなんて感じなかった。

 人間の死と向き合った者は、人間の真の力強さがある。

と、思うわけです。
普通の神経じゃできない。そこに強さがあるからこそ、撮れたのだと、
私は思うのです。

だいぶ前に、写真を教えてくれた大切な人が、私に一冊の写真集を見せてくれました。
最初はよく分からなかったけれど、その写真集にも人間の死と向き合う時間がありました。
とても力強さがありました。

人間を写したのなら、その人の魂までもが見えるくらいの写真。
湿った空気が流れていたら、その空気まで写すくらいの写真。

いや、それらを撮ってやろうという、強い心、気持ち。

それを、彼らは私に教えてくれました。

また、図書館いこう。
これは3年前に自分が書いた日記でした。
まだ自分が、「綺麗なもの」しか写さなかった頃。
自分の写真自体が、わからなかった部分なんだと思う。
世の中には綺麗なものだけじゃない。
必ず逆のものがあること、それが自分の写真に必要だということを
私はその時、感じ取れなかったんだと思う。
懐かしいと思いながらも、振り返ることができた日記だった。

その頃から、ここがすごく好きになり、時々
のぼっては空と海と煙と工場を眺めています。

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comments(2)|trackback(-)|写真|2011-03-02_22:59|page top

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図書館っていいよね。
私も大好きな場所です。必ず何かあるの。
土門拳さんの写真集、昔私も見た。ズシンと
くるね。それまでの私は写真を記念写真みたいに
見ていたけれど、同じく「写真には魂が宿る」と
実感したのは土門さんのからでした。
絵も「空気を描け」と初心者の頃、何のことか
分からない言葉だったけれど、空気=魂なんだと
この歳になってわかってきたの。すごく遅い。
でも分からないよりは良かった。
見る人の人生観を変えるような写真家になってね。
おサツさんへ
コメントありがとうございます。
土門拳を見たときは私も衝撃をうけました。
私の中で感じるものがたくさん
あったように思います。
人生観を変えるような写真家になるように
がんばるぞ!!

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